真っ白でいるよりも
知ってた?
気持にはいろんな色がある
私はあなたの色とまざってもいい
真っ白でいるよりも
谷川俊太郎の詩、
「真っ白でいるよりも」の中の
一文です。
例えば、真っ白で窓も何も無い部屋で
白い服を着てずっと過ごしていたら、
精神と時の部屋みたいなところに
ずっといたら?
気が狂いそうになります。
純粋であればあるほど、人は弱くなります。
純血の種族が滅びやすいように、
人と人との交わりを拒めば
肉体も精神も弱くなります。
美しさはあるかもしれません。
しかし、生き残りと繁栄を願うなら
純粋ではいられないのです。
白は、心の中に一か所だけ、
あなたの聖域で残しておけばいい。
後は思いっきり好きな色を塗るのです。
誰かと心を通わせ、向き合い、ぶつけ合う。
時にはそれはペンキをぶっかけ合うような
汚し合う行為になるかもしれない。
ボロボロになって、クタクタになって
洗濯もできないくらい
倒れ込むかもしれない。
けれども、
人の心、そこにある色、
その本質は
「光」
です。
光の三原色は、
交われば交わるほど
明度と輝度を上げてゆきます。
諦めずに誰かの心の光に届いた時に、
あなたの心の中にある光と
混ざりあい、
やがて、明るく、大きく
人を引き付ける輝きになります。
それはあたかも
何万光年経っても私たちの元に届けられる
星の輝きのように、
いつまでも残り続けるかもしれない。
反対に、光を取り除いたら
一切の色は見えなくなってしまう。
あなたの心の中にある「光」を
その扉を開いて見せて欲しい。
色の種類は無限にあります。
厳密に言えば、
無限に作り出せるのです。
人の心の色も、決して誰かと同じではありません。
あなたの心の色も、
あなただけの色です。
それを誰にも見せずに
終わってしまう人生で
本当にいいのか。
あなたの色と交わることで
誰かが輝きを増すのだとしたら?
心に沢山の色が欲しいと思った時、
あなたの潜在意識は、
そっと動き出してくれます。
色は無意識が感じる分野ですので。
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